特定社会保険労務士で報酬・年収以上のやりがいをさらに感じよう

特定社会保険労務士とは?

社会保険労務士になるのでしたら、独立開業する方は特に、会社に勤めるつもりの方でも特定社会保険労務士の資格取得をお薦めします。 特定社会保険労務士で報酬・年収以上のやりがいをさらに感じることができるはずです。
特定社会保険労務士は、社会保険労務士の上級資格ではありません。 「労使紛争の解決のための代理人になれる社会保険労務士」という位置付けです。できる仕事が増えるだけです。 ですから、特定社会保険労務士になるのは、社会保険労務士ならば、それほど難しくありません。 特定社会保険労務士の試験を受けるための特別研修を受けたうえで、試験に合格すればいいのです。 試験は特別研修をしっかり受けた社会保険労務士ならば、誰でも合格できるレベルです。
社会保険労務士で報酬・年収以上のやりがいをさらに感じることができるとすれば、決して、苦労と思うような試験ではありません。

紛争当事者の代理人になって活躍することができる

特定社会保険労務士になれば、労使間で起こるトラブルを裁判になる前に解決する際の代理人になれます。 具体的には、都道府県の労働委員会が行うあっせん、都道府県の労働局が行う調停手続、厚生労働大臣の指定する団体が行う労使紛争手続の3つに関して、使用者側の代理人でも、労働者側の代理人でもなれるのです。 特定社会保険労務士になれば、社会保険労務士で報酬・年収以上のやりがいをさらに感じられるときはこれ以上ないのではないかという気持ちになれると思います。 さらに、労使紛争解決の裁判官に当たる行政が非常怠慢な対応をすることが多いということも、社会保険労務士で報酬・年収以上のやりがいをさらに感じられる理由です。 行政の怠慢な態度は今に始まったことではありません。労使紛争の行政による解決制度が出来てからずっと言われ続けていることです。しかし、特定社会保険労務士になって、紛争当事者の代理人になれば、行政の怠慢に対して、敢然とその怠慢を批判し、場合によっては労働問題の専門家として告発することもできるのです。

税理士とどちらが受けやすい? 

社会保険労務士は難易度が高くても志望する価値がある資格

社会保険労務士は難易度の高い資格ですが、「士業」のカテゴリに混ぜると、それほど目立たなくなります。会計士や弁護士といった、難関中の難関の資格が並んでいますからね。 しかし社会保険労務士の難易度は、ハードですがわずか1年以内に突破することが可能なくらいのレベルですね。 その点を重視するなら、むしろ狙いやすい資格となります。この資格は、同じ士業系の資格とよく比較されるのですが、最近は税理士と比較されることが増えている模様です。では税理士と社会保険労務士だったら、どちらのほうが、難易度が厳しいでしょうか? 

社会保険労務士と税理士はなぜ比較される?

社会保険労務士と税理士は、「社保や労働法」「税法」と、フィールドがだいぶ違いますが、それにもかかわらずよく比較されるようになってきたのは次のような共通点があるからでしょう。

社労士と税理士の共通点

  • 士業の中でも、特に社会におけるニーズが高い
  • したがって、将来性がまだ見込める
  • 「勤務型」「開業型」の働き方を選択できる
  • 「開業型」を選んでも、「顧問報酬」を受け取れるため、運営を安定させやすい
これらの共通点は、いずれも、社会保険労務士・税理士ともに「資格を得たら、食べていきやすそう」だという事実を如実に示してくれますね。

社会保険労務士と税理士、これからなりたいと思ったら? 難易度は?

しかし試験に受かるまでの道のりはだいぶ違います。 担当範囲が全く違う以上、道のりが異なるのは当たり前ですが、試験の難易度で言うなら、税理士は社会保険労務士と比べ物にならないほど高いです。 税理士の試験は社会保険労務士と違って、1種類ではありません。しかも全部で11もある科目の中から、少なくとも5科目をクリアしていかないといけないのです。 試験の難易度もさることながら、1科目ずつとっていくと時間がかかりますね(費用も当然かさみます)。 その点社会保険労務士は、1回受かればそれだけでじゅうぶんです。 税理士試験の合格率は、科目単位でみるなら10%以上になることが多く、その点では社会保険労務士試験よりも難易度が低くなりますが、最低でも2年以上の時間を必要とします(実際には何年もかかっているケースが多いのです)。 税理士は総合的に見て、社会保険労務士より数倍比難易度が上だということになります。勉強する際の手間暇を考えても、社会保険労務士のほうが楽でしょう。

社会保険労務士とFP

ダブルライセンスでターゲット層を広げる

FPという資格をご存知の方も多いと思います。正確にはFP技能士という国家資格で、お金や投資に関する知識を身につける事が出来ます。 また、保険・銀行・不動産などの業界で重宝され、特に保険業界ではほとんどの方が取得されているのではないでしょうか。 FPは社会保険労務労務士と強いつながりのある資格ではありませんが、将来独立開業を目指すなら、ダブルライセンスとして活用する事が出来ます。 社会保険労務士は、弁護士や税理士などのメジャーな資格に比べ、仕事につながるような顧客が多いわけではありません。 そのため、社会保険労務士1本だけでは売り上げが作りにくい傾向にあります。 そこで、FPなどダブルライセンスを活かし、顧客となるターゲットを広げる事が必要になります。 しかし、FPと社会保険労務士に直接的な関連性はなく、FPとして仕事の依頼を頂いた顧客に、社会保険労務士の仕事を請け負う事は出来ませんし、もちろんその逆も然りです。 ですから、社会保険労務士をベースとして、ダブルライセンスを考えるなら、FPではなく、他の資格から取得したほうが良いでしょう。

独立の場合は専門資格を持っている方が有利です

しかし、社会保険労務士とFPのダブルライセンスで仕事をしている方がいないわけではありません。 社会保険労務士とFPの両方の資格を取得している方は沢山います。 就職する場合ではそれほど必要性は感じないかも知れませんが、独立する場合は、専門的な資格を数多く持っている方が有利ですので、そうした意味では、社会保険労務士とFPも相性が良いと思います。 最近FPとして独立されている方も多く、独立FPとして活躍されている方も増えています。 社会保険労務士との関連性が高くなくても、学習する価値は十分にあるはずです。 ですから、興味があれば是非資格取得を目指してください。2級や3級は、社会保険労務士に比べ取得しやすい資格ですので、社会保険労務士に合格できるくらいの方なら、決して難易度の高い試験ではありません。

社会保険労務士の仕事を簡単に説明すると?

社会保険労務士とは労働環境をより良くするお手伝いをする仕事です

社会保険労務士(社労士)という資格に興味を持ち、ネットや雑誌で色々と調べても、難しい単語や漢字が並んでいて、ちょっとよく分からなかった……なんてことはありませんか? 詳細を述べると、社会保険労務士は法律にかかわる仕事であり、説明が難解になってくるもの仕方のない一面かもしれません。 社会保険労務士の仕事をイメージしてもらうなら、「会社の総務や人事がやっているお仕事」と考えるのが、一番分かりやすいのではないでしょうか。

労働条件を整備する

一般的に会社は、ヒト、モノ、カネで成り立っています。 どれかひとつでも欠けていれば会社は成り立たないのですが、時としてヒト(従業員)の環境整備は後回しになってしまいがち。 その理由は、かつての「従業員は会社に献身するもの」という意識が根強かったり、法の改正などで保障されるべきはずの従業員の権利が守られていなかったりとさまざまです。 そこで登場するのが、社会保険労務士です。 プロとして、労働安全衛生法に基づいた従業員も安心して働ける環境を作り、賃金、退職金、労働時間、休暇、福利厚生、社会保険といった労働条件を整備していきます。 また、会社での人事や雇用管理、経費削減についてなど、いわゆるカネ(資本)についてもアドバイスをしてゆきます。 上記のコンサルティングや、実際に手続きの代行をすることが社会保険労務士の主な仕事になってきます。 国と会社と従業員の間に立って、経営者も従業員もすべてが安心して働ける環境を作る……これが社会保険労務士の仕事の根本だといえます。 社会保険労務士は出産、育児関連に関する届けや、死亡に関する届けにも携わります。まさに、ゆりかごから墓場まで、従業員の一生に寄り添うお仕事です。 その人にとって、最適な制度を教え、分かり難い法律を容易に説明し、書類の作成から手続き代行までを行う、とても責任の重い仕事。その分、大きなやりがいを得られる仕事でもあります。

社会保険労務士の資格だけで仕事をするのは難しい?

顧客の信頼を得ることが大切

社労士はどちらかと言うと従業員の味方というイメージが強くなります。 ブラック社労士が批判されたことで、社労士は経営者目線で働いてくれなくなったのではと考える人も多くなっています。信頼を得るにはいくつかの方法があります。

社労士の資格だけで仕事が厳しい理由とは

経営者はある程度危ない橋を渡らなければならないことがあります。 社労士がしゃくし定規に法律を解釈し、経営を危なくしてしまうことを考えれば、社労士に頼むのはマイナスになってしまいます。 社労士は法的議論を学ばないことから、何か問題があるときは弁護士に頼まなければならないという2度手間になり易いです。 また、社労士業務は資格がなくてもできるので、わざわざそのためだけにお金を使おうという気にならないのが現実です。

社労士以外にも資格を取得して信頼を得る方法

複数の資格を持っていると、資格が欲しいだけの人ではないかと勘繰られることが多くなってしまいます。 しかし、企業の会計にかかわる一切の仕事をノンストップでサービスできることを目標にしているのなら、簿記や税理士の資格を持っていない方がおかしいことになります。 自分がどのようなサービスを提供しようとしているのかというビジョンをしっかり持った上で複数の資格を取得すれば、信頼しやすいのはわかっていただけるでしょう。 どのような資格を取れば良いのでしょうか?

社会保険労務士と司法書士

司法書士とは守備範囲が異なる

まず司法書士の仕事を簡単に紹介すると、
  • 不動産・会社の登記
  • 一部裁判業務
  • 債務整理
などです。 このサイトで、社会保険労務士の仕事を紹介していますので、ご存知だと思いますが、司法書士と仕事の守備範囲が違います。 ですから、それが逆にダブルライセンスとして相性が良く、可能なら社会保険労務士と司法書士の資格取得をしてほしいと思います。 しかし、そうはいっても、両方の同時に取得するのは、まず無理です。 特に司法書士試験の難易度は、国家資格最高峰で、もしかしたら、新司法試験よりも難しいかも知れません。 とてもじゃありませんが、思いつきで取れる資格ではなく、大学の法学部卒業の方でも合格するのが難しいのです。 もう少し厳しい言い方をすると、今まで法律の勉強法を専門的に行なった事がない方は、合格はまず無理でしょう(天才は別)それが現実です。

司法書士以外でのダブルライセンスを活かす

ですから、管理人がおすすめのするのは、社会保険労務士の資格を取得して、司法書士の需要が出来たら、他の司法書士と組んで仕事をすると良いと思います。 それか、司法書士はあきらめて、司法書士と類似資格の行政書士とのダブルライセンスで行った方が良いでしょう。 行政書士も難易度の高い資格ですが、司法書士から見れば、はるかに合格しやすい試験です。 社会保険労務士と試験制度が違いますので一概に言えませんが、社会保険労務士に合格できる頑張りがあれば、合格できる可能性もあります。

企業内社会保険労務士になる

企業内社労士の仕事内容

このサイトでは、社会保険労務士として独立開業する場合についてお話していますが、社会保険労務士は独立しなくても各企業に就職するケースもあります。 それが企業内社会保険労務士です。 企業内社会保険労務士は、各企業の総務や人事で、各種保険関係の手続きや就業規則の作成などを行ってきます。 その他にも経営者からの労務管理の相談、労働者から仕事についての悩みや休暇などについて相談を受けたりします。 このような仕事は、独立開業した場合とほとんど同じで、企業に就職するか、独立開業するかの働き方の違いだけです。 また、企業に就職する場合でも、社会保険労務士登録しなければ、社会保険労務士と名乗る事は出来ません。

社労士事務所で働く

社会保険労務士は就職するという点でもう一つの働き方があります。 それは、社会保険労務士事務所で働くケースです。 各企業に就職した場合、その企業の仕事だけをしますが、社会保険労務士事務所に就職した場合、各企業の労務管理を請け負います。 仕事内容は、企業内社会保険労務士と同じですが、様々な企業の労務管理を経験できるので、スキルアップはしやすいと思います。 ですので、将来独立開業を目指すなら、社会保険労務士事務所に就職する方が、 仕事の上でも、人脈を作ると言う意味でも良いかも知れません。 しかし、これは企業内社会保険労務士にも言えることですが、 年収という意味では、独立開業した場合に比べかなり劣ると思います 金額はその企業や事務所によってまちまちですが、通常の会社員と同じか、もしくは個人でやっているような社会保険労務士事務所なら、平均的な会社員の年収より低い事もあります。 やはり社会保険労務士は独立開業型の資格で、最終的にはそこを目指してほしいと思います。 各企業に就職するのは、あくまでも経験を積むという意味で、そこをゴールにしてしまったら、少しもったいないような気がします。